お気に入りに追加こんにちは!ベーシストの後藤マサヒロです!
記念すべき第一回目は
ファンキーなベースには欠かせない「ゴーストノート」についてです!
今回は2種類のゴーストノートを弾き比べてみたいと思います!
そもそもゴーストノートって何?って人もいるかもなので説明すると
"実音の鳴ってない音程感のない音"です!
フレットを押さえると音程のある音が出るじゃないですか?
でも左手をこのように
そっと添えるとゴーストノートが出ます!
桜木花道スタイルですね(左手は添えるだけ)
左手を弦にそっと添えるだけで、どの弦を弾いても鳴るのはゴーストノート!
複数の指を添えるのがポイントです!(1本だけ添えるとポジションによってはハーモニクスという美しい音がなってしまうので注意してください)
さて、ゴーストノートの概念を知ったところで、実際にフレーズで聴いてみましょう!
ココがポイント
Key=Em , 1.2小節がEm7、3.4小節がAm7のループ
どうでしょう?
ゴーストノートについて、なんとなく理解が深まってきてるでしょうか?
この辺りで急に今回の本題に入るんですけど、この動画では1〜4小節目までと5〜8小節目までで、ゴーストノートの弾き方を変えています
何が変わっているか気がついたでしょうか?
1〜4小節目までは"同弦をピッキング"してゴーストを鳴らしていて、5〜8小節目は"異弦をピッキング"してゴーストを鳴らしています!
どういう事なのか、簡単に説明すると
1〜4小節目まではこんな感じで弦の移動をしていません
3弦でフレーズを弾いていたら3弦をピッキングして、同じ弦でフレーズが完結するようにしてます
ピッキングでの弦の移動がなくて同じ弦を弾き続ければ良いので、割と慣れやすいと思います
ただテンポの速い曲だと、右手の筋力とスタミナが無いとすぐ疲れてしまいます
5〜8小節目はいわゆるレイキング奏法を使ってゴーストノートを弾いています
例えば3弦でフレーズを弾くとしたら、2弦でゴーストノートを弾いて、そのまま一振りで3弦もピッキングしてフレーズを弾く、という感じです
個人的にこの弾き方だと、3弦でフレーズを弾くのにゴーストノートは2弦で弾くので、最初のうちは慣れるのに時間がかかる気がしています(僕は脳がこんがらがってしまいました)
ただ慣れるとゴーストノートからフレーズまで一振りで弾けるので、速いテンポの曲でも省エネで弾けたりします
僕はこの弾き方でノリも変わってくると思っていて、同弦ゴーストはズクズク進む感じのノリになってて、異弦ゴーストはトントン進むノリになる感じがします!
どっちの弾き方も出来ると、演奏の幅が広がるので、是非この機会に習得しましょ〜!